ThunderOIL(サンダーオイル)を添加で排気ガスが違うのか測定
自動車会社のお客様にご協力いただき、センチュリーのエンジンオイルにサンダーオイルを添加する前と後で排気ガス(CO:一酸化炭素とHC:炭化水素)の濃度の違いを測定したテストについて紹介します。
サンダーオイルを添加前後の排気ガスを測定
1.エンジンオイル・エレメント交換前の排気ガス測定
マフラーに検査棒を入れて排気ガスを測定
添加前 CO:0.27 %vol、HC:262 ppmvol
2.エンジンオイル・エレメント交換し、サンダーオイルを添加
エンジンオイル・エレメント交換作業開始
新しいエンジンオイルを入れて、そのあとサンダーオイルを添加
古いエンジンオイルを抜き、エレメント交換しました。そのあと新しいエンジンオイルを8L入れてから、サンダーオイルを80cc~100cc添加。
※新しく入れたエンジンオイルに対し、初回は1%を推奨します。2回目以降の継続投入の場合は0.3%~0.5%。なお、多く添加しても問題ありませんので、レース等大事な場面では、多めに添加して下さい。
ピットの外で20分アイドリング
3.再び排気ガスを測定
センチュリーを屋内に戻す
サンダーオイル添加後の排気ガスを測定
添加後 CO:0.13 %vol、HC:224 ppmvol
添加前と比べてみると排気ガスが減少
添加前
添加後
- 資料提供
- 株式会社イオン科学
どうでしょうか。添加前のCO(一酸化炭素)が0.27%volでしたが、添加後が0.13 %volに減少しました。添加前に比べるとCOは52%削減しています。
HC(炭化水素)も添加前は262ppmvolでしたが、添加後が224ppmvolに減少しました。 こちらも添加前と比較するとHCが15%削減しています。
今回計測した排気ガス(COとHC)には次のような有害性があります。
- CO(一酸化炭素)
- 血液の酸素運搬能力が下がり、めまいや頭痛を起こし、最悪の場合は死に至るそうです。
空気中のCO濃度が0.32%ですと5~10分で頭痛、めまいがし、30分経つと致死。半分の0.16%ですと20分で頭痛、めまいがし、2時間で死に至るそうです。 - HC(炭化水素)
- 未燃の燃料で、光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントを生成。人体に有害で目を痛め、最悪の場合呼吸障害を引き起こします。
排気ガスの検査基準
ガソリン車の場合CO基準値は1.0%、HC基準値は300ppmです。
検査方法はブローブという検査棒をマフラーに入れて測定しますので、一般個人では残念ながら測定ができません。
サンダーオイルはエンジンオイルに、気体の酸素と同じエネルギーレベル0.8eVの溶媒和電子を生成させ濃縮した添加油で、エンジン全体の電子のエネルギーレベルが0.8eVに上昇させて、液体燃料のガソリンと酸素がスムーズに化学反応出来る様になります。
完全燃焼に近いということで排気ガスのCO値HC値も少なくなりました。